【ニュース・ドイツ】ドイツ連邦教育研究省(BMBF)、DAADのプログラムを通じて教員養成課程の国際化を推進

 
 BARIは「研究インターンシップのためのバルト海学術ネットワークモビリティプログラム」の略称である。このプログラムは、博士課程の学生にバルト海地域での研究インターンシップのために修士または学士の学生を雇う機会を提供する。

 
 新しいBARIプログラムは、バルト海地域の科学者を対象としている。研究インターンシップを割り当てられている博士課程の学生は2020年3月8日まで応募可能だ。2020年2月29日から3月31日まで、修士課程学生及び学部学生はこれらのインターンシップに応募する機会を得られる。

 
 BARIは、ライフ・サイエンス、中性子・光子研究及び福祉国家を研究分野とする学生を対象としている。研究プロジェクト上の協働を通じて、国籍間の個人的な連帯を促進することと、研究と学術協力への関心を呼び起こすことを目的としている。

 
 インターンシップの期間中、参加者は研究及び研究室業務におけるプロジェクトを支援する。彼らは、当該地域との連帯を強化するため、バルト海地域の研究グループ、研究室、博士課程学生によって指導される。使用言語は英語である。

 
 BARIはバルト海学術ネットワーク(BSN)の共同イニシアティブである。デンマーク、エストニア、フィンランド、ドイツ、アイスランド、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、ポーランド、スウェーデン、ロシア、およびオブザーバーとしてベラルーシが含まれる。研修生は最大3か月分の奨学金を受け取る。

 
 BARIを所掌するDAADは、RISEプログラムに基づいたモビリティプログラムを設計・実装した。「科学とエンジニアリングの研究インターンシップ」により、DAADは英語圏の自然科学分野とエンジニアリング・サイエンス分野の国際交流を支援する。
 
2020年2月21日
 


DAAD: Neues Mobilitätsprogramm für Forschung im Ostseeraum
 

地域 中東欧・ロシア
ドイツ、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 学生交流、研究者交流
研究支援 研究者向けフェローシップ