【ニュース・ドイツ】ドイツ研究振興協会(DFG)は新たに18のGraduiertenkollegの設立を決定

ドイツ研究振興協会(DFG:Deutsche Forschungsgemeinschaft)のGraduiertenkolleg承認委員会はさらなるドイツの若手研究者の支援に向けて新たに18のGraduiertenkolleg(GRK:大学院博士課程特別コース)※の設立を決定した。それらにはイタリアと韓国との新しい2つのInternationale Graduiertenkollegs(IGK)が含まれている。Graduiertenkolleg承認委員会は、また、14のGRKの4年半の延長を承認した。
GRKには4年半の助成期間の初期に約7,400万ユーロが投資されることとなる。
DFGは現在194のGRKを支援しており、その中には40のIGKが含まれている。新しいGRKは、ベルリン自由大学、フンボルト大学、ベルリン工科大学、ビーレフェルト大学、ボーフム大学、ブラウンシュバイク大学、ブレーメン大学、ダルムシュタット工科大学、デュッセルドルフ大学、フランクフルト大学、フライブルク大学、ハノーファー大学、カールスルーエ工科大学、マールブルク大学、ミュンヘン大学、レーゲンスブルク大学、シュトゥットガルト大学、ウルム大学に設置される予定である。

 

※Graduiertenkolleg(ドイツ語)、Research Training Group(英語)
若手研究者育成のため、各大学によって設立される大学院博士課程特別コース。大学院共同コロキウムと訳すこともある。DFGにより採択された大学は最長9年間、DFGから資金提供を受ける。本事業は、テーマを定めた研究プログラム及び体系的な人材育成の方針に基づく博士学位取得に重点が置かれ、学際的な取組みを行うグループを支援することにより、複雑化した研究者雇用市場に対応した博士研究者を育成し、研究者としての早期自立を促進することを目的とする。

 

DFG:DFG to Fund Eighteen New Research Training Groups

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 若手研究者育成