【ニュース・ドイツ】ドイツ研究振興協会(DFG)が次期審査委員会の選挙を開始

ドイツ研究振興協会(DFG)は、2016年から2019年の任期における審査委員会選挙を開始した。DFGの審査は、213の専門領域を代表する全48の審査委員会で実施される。今回の選挙には、1,707人の応募者が613の枠に応募しており、うち女性応募者の割合は約29%で、前回2011年の選挙の21%に比べ高い割合となっている。この審査委員会は4年ごとに選ばれ、DFGの補助金を受けるプロジェクトの選定や、DFGのファンディングを改善するための提言など、重要な役割を担っている。
ドイツの学術機関に所属する研究者やポスドク約15万人が選挙権を持ち、選挙を通じてドイツの学術界の自治組織であるDFGに直接影響を及ぼすことができるという点に特徴がある。

 

ドイツ研究振興協会(DFG):DFG Review Board Election Begins.
選挙結果の速報(ドイツ語):Review Board Election 2015.

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
大学・研究機関の基本的役割 質の保証
研究支援 研究助成・ファンディング、研究評価