【ニュース・ドイツ】ドイツ・インド間パートナーシップ(協力関係):2024年まで継続

 
現在の2つの協定が、2016年からドイツ学術交流会(Deutscher Akademischer Austauschdienst:DAAD)とインドの大学助成委員会(University Grants Commission:UGC)が共同で着手している「インドへの新しい道」の一環として、ドイツとインドのパートナーシップの継続と資金措置を保障している。目的は、制度レベルでの両国の大学間の協力を強化することである。

 
2019年11月1日にニューデリーで開催された第5回ドイツ・インド政府間協議の一環として、DAAD副会長Joybrato Mukherjee博士とUGC議長Dhirendra Pal Singh博士が2020年から2024年のドイツ・インド間パートナーシップ継続の協定に署名した。この署名は、連邦首相Angela Merkelと他の閣僚たちと共にインドを訪問した連邦教育研究省大臣Anja Karliczek同席のもと行われた。 

 
同じく11月1日に、連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung :BMBF)とインドの人的資源開発省(MHRD)の間でインドとドイツがそれぞれ4年間で350万ユーロを準備し、DAADとUGCをドイツとインドのパートナーシップ実施機関とする協定が締結された。BMBFの代表としてKarliczek連邦教育研究大臣と、インド側の代表としてMHRDのRamesh Pokhriyal Nishank大臣が協定に署名した。

 
ドイツ・インド間のパートナーシップは、DAADとUGCによってイニシアティブ「インドへの新しい道」の一部として、2016年から共同で資金措置、実施されている。このプログラムの目的は、制度レベルでのインドとドイツの大学間の協力を強化することである。大学は、共同研究計画をさらに発展させ、大学院プログラムを近代化し、それらを国際化戦略に加える機会を得る。これまでに、ドイツとインドの大学間で10のパートナーシップ(協力関係)が資金措置された。

 
両方の合意によって、現在、2019年12月のドイツとインドのパートナーシップの更なる公募のために、2020年から2024年の資金措置期間によって基盤が築かれている。公募は、12月初旬にDAADのプロジェクト・ファンディングポータルサイトに掲載される予定である。

 
2019年11月22日

 
DAAD:  Deutsch-Indische Partnerschaften: Weiterführung bis 2024

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