【ニュース・ドイツ】ドイツの国際研究マーケティングが新たな段階に突入

フンボルト財団、ドイツ学術交流会(DAAD)、ドイツ研究振興協会(DFG)ならびにフラウンホーファー協会は、4月、国際研究マーケティングプロジェクトの新たな段階を開始することとなった。このプロジェクトは連邦教育研究省(BMBF)の助成によるものであり、BMBFの「リサーチ・イン・ジャーマニー―発想の国 ドイツ」の一環である。「リサーチ・イン・ジャーマニー―発想の国 ドイツ」は、ドイツの研究成果とイノベーションの可能性を海外において宣伝し、ドイツの大学や研究所、中小企業(SMEs)における研究マーケティングの支援を目的としている。これにより、国際研究市場との提携を拡大しつつ、現場においては研究場所としてのドイツを宣伝することができる。
申請開始時期は2016年春とされ、合計160万ユーロを超える賞金は、ドイツの大学や研究所が国際的な研究マーケティング活動を実施し、ドイツを強力なパートナーかつグローバルサイエンスシステムにおける研究場所としてより明確にすることを支援するものである。
成功したコンセプトや内部ネットワークを活用した知識管理、国際会議・フェアでの活動等の情報や経験を共有するために、ワークショップが今後数年間開催される。加えて、ドイツの大学や研究所、研究ネットワーク、中小企業は、プロジェクトの期間を通して、海外でのプレゼンテーションやプレス活動、国内でのイノベーション巡行に参加する機会がより増える。
2016年から2019年のプロジェクト期間に関するすべての活動やデータ、参加の機会ならびに公募開始に関する情報はリサーチ・イン・ジャーマニーのサイトで確認することができる。

 

AvH:Initiative for International Research Marketing to be continued

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化
社会との交流、産学官連携 産学官連携