【ニュース・ドイツ】ドイツにおいて学術的なテーマへの関心が顕著に上昇

NPO法人「学術の対話(WiD)」は本日「学術バロメーター2016」を発表した。本報告では、学術的なテーマへの関心が顕著に上昇していることが示されている。たとえば、2014年の報告では学術的なテーマへ興味があるという回答は33%にとどまったが、今回の報告では41%へと上昇している。この結果に対し、連邦教育研究省のヴァンカ大臣は次のとおり述べている。
「本報告によってドイツ人の多くが学術を信頼していることが明らかになった。学術に対する信頼は、デジタル化やエネルギー転換といった将来に関する課題を研究し、促進させるために重要である。その際、国民との対話を怠ってはならない。なぜならば、国民が新しい発展をともに分かち合ってこそ学術と研究は長期的に成果をおさめることができるからである。したがって、学術と研究に対する関心が高いのは好ましいことであり、また、この結果は科学技術政策にとってもよい基盤となるだろう」

 

BMBF:Johanna Wanka zum Wissenschaftsbarometer 2016

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
統計、データ 統計・データ