ドイツ連邦教育研究省 (BMBF) とフランス国立研究機構 (ANR) は、市民の安全性を改善することを目的として、「都市空間の将来的安全性」プログラムを開始することを発表した。
このプログラムは、ショッピングセンター、公園、学校、文化的・歴史的・宗教的な場などの誰もが自由に出入りできる空間にいる人々の保護、流動性の維持等を目的とし、学術界、経済界、現場の専門家が共同で、都市空間の安全性を強化するための革新的な戦術とコンセプト開発に取り組む。研究成果は、市町村、官庁、警察、消防や民間の安全サービス業者等に広く活用される予定である。
市民の安全研究に関し、ドイツとフランスは2009年から連携を実施しており、すでに13の連合プロジェクトがスタートしている。ドイツ側パートナーであるBMBFは2,400万ユーロ以上の助成を行っている。