【ニュース・ドイツ】シュテファン・ヘル氏がノーベル化学賞を受賞

ゲッティンゲンのマックス・プランク生物物理化学研究所及びハイデルベルクのドイツ癌研究センターに所属するシュテファン・ヘル(Stefan W. Hell)氏が、高解像度顕微鏡技術に関する功績により2014年ノーベル化学賞を受賞した。
ドイツ研究振興協会(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)シュトローシュナイダー(Peter Strohschneider)会長は、ヘル氏が2008年にDFGのゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞(Gottfried Wilhelm Leibniz-Preis)を受賞し、現在DFGのエクセレントクラスターの予算配分を受けている研究所で働いていることに触れ、「このような卓越した知識主導型の研究を開花させる仕組みとして、大学及び大学以外の研究機関双方のトップレベルの研究に資金を配分することが、効果的であることを示すものである。」と語った。
授賞式は、ストックホルムにて2014年12月10日に行われる。

 

2014年10月8日

 

DFG:DFG Congratulates Stefan W. Hell on Nobel Prize in Chemistry

地域 中東欧・ロシア、北欧・バルト三国
ドイツ、スウェーデン
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
顕彰 顕彰