【ニュース・ドイツ】シュタルク=ヴァッツィンガー新大臣は、迅速にプロジェクトを開始するつもりである

 
連邦教育研究省で新旧大臣の引継ぎ

 
12月8日(水)、ベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガーは、新しい連邦教育研究大臣として任命され、宣誓した。翌日、アンヤ・カリチェック前大臣は、ベルリンの省本部にて公務を引き継いだ。

 
前大臣であるアンヤ・カリチェックは次のようにコメントした。

 
素晴らしい教育と研究は、ドイツが今後数十年にわたってイノベーションの国であり続けるための基盤である。連邦教育研究省の職員と共に、ここ数年間、国の近代化に大きく貢献できたことを私は非常に嬉しく思う。私たちは学校や大学への資金助成を拡大し、また職業訓練も改良した。研究においては、グリーン水素、量子テクノロジー、電池技術など、将来へのテクノロジーに対する資金助成を大きく拡大した。またコロナウイルスのパンデミックにより、健康研究は議会の焦点となった。私たちがバイオンテックのワクチン開発をサポートをできたことは、もちろん特筆すべきことであったと考えている。科学が人類にどう役立っているかは、ここでかつてないほど明らかにされた。私にとって、大臣として職務を全うできたことは光栄で嬉しいことだった。私は後任のベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガー大臣のあらゆる成功を心から願っている。」

 
新大臣、ベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガー連邦研究教育大臣は言う。

 
「本日、私は新しい連邦教育研究大臣として就任することに対して、非常に嬉しく、また身が引き締まる思いである。連立政権として私たちは高い目標を掲げている。私たちは共に、更なる発展を成し遂げるべく果敢に挑みたいと思う。教育と研究はこの点で重要な役割を持っており、我が国における進歩を加速させる最も重要な要素である。すでに成し遂げたものを基に、私の担当領域で連立政権合意のプロジェクトを迅速に始めることを、私は熱望している。コロナウイルスのパンデミックは、教育における近代化を進めることの必要性を顕在化させた。これが加速することとデジタル協定を脱官僚化することが、私は特に重要であると考えている。これにより、教育の仕方がもっとデジタル、現代的、安全になるだろう。私たちは多様性のある研究環境のためにもっと尽力したいと思う。科学は、(国の)発展に対して重要な貢献をする。そのため、全体の政府支出における研究と開発への配分を3.5%に増やしたいと思っている。アンヤ・カリチェック前大臣の温かい歓迎と、我が国における教育と研究に対しての彼女の偉大な貢献に感謝している。」

 
背景:

 
コロナウイルスのパンデミックのため対面のイベントは開催されず、内部のライブストリーミングでボンとベルリンにある連邦教育研究省の職員は大臣交代の式典の様子を見ることができた。

 
2021年12月9日

 


BMBF: Impulse für kommende Legislaturperiode: Wissenschaft als Schlüssel zur Bewältigung der großen Herausforderungen


地域 中東欧・ロシア
ドイツ
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