【ニュース・ドイツ】エネルギー転換の研究「コペルニクス・プロジェクト」がスタート

連邦教育研究省(BMBF)は、エネルギー転換のための過去最大規模の研究イニシアティブを開始した。このエネルギー転換のための「コペルニクス・プロジェクト」は、学術界、産業界及び利用者が共同で新たなエネルギーシステムやコンセプトを開発し、実現を目指すものである。プロジェクトには4つの大きなテーマがあり、

①水素等へのエネルギー源転換による余剰再生可能エネルギーの貯蔵、②高比率の再生可能エネルギーに適応した電力網の開発

③変動するエネルギー供給に対応する産業プロセスの構築

④持続的にエネルギーを確保するため、再生可能エネルギーと従来のエネルギーの双方を利用することである。

BMBFは2018年までに1億2,000万ユーロ、2025年までに更に2億8,000万ユーロを助成する予定である。
このコペルニクス・プロジェクトは、連邦政府の第6次エネルギー研究プログラム「環境に優しく、確実かつ費用負担可能なエネルギー供給のための研究」(Forschung für eine umweltschonende, zuverläessige und bezahlbare Energieversorgung)の一部である。

 

連邦教育研究省(BMBF): Forschungsinitiative zur Energiewende startet

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究