【ニュース・ドイツ】エクセレンス戦略下でのエクセレンス・クラスターへ192件の申請が表明

大学におけるトップレベルの研究を支援するエクセレンス・イニシアティブの後継プログラムであるエクセレンス戦略について、大学の関心と今後の競争過程の規模に関する最初の指標が発表された。エクセレンス・クラスターの第一申請書を提出するという意向表明書は、2016年12月1日を締切として、合計192通がドイツ研究振興協会(DFG:Deutsche Forschungsgemeinschaft)に提出された。DFGは連邦・州政府の合意に従ってエクセレンス・クラスターの審査を実施する予定である。
192通の意向表明書のうち、7通の3つの研究所によるグループを含む44通は大学コンソーシアムによって共同提出されたものである。3つの研究所によるグループは、2016年9月末に公開された公募により許可されたグループの上限である。
意向表明書の提出の後は、大学は2017年4月3日までに、DFGに対してエクセレンス・クラスターの第一申請書を提出する。申請後は国際的な審査委員らによって評価され、その後2017年9月末に主に国外からの39人の研究者らで構成される専門家委員会によって第二段審査へ進む申請書が決定される。最終的な結果は2018年9月に、エクセレンスコミッションによって決定される見込みである。支援は2019年1月開始予定。
エクセレンス・クラスターの採択数を満たした大学のみが、ドイツ学術審議会(Wissenschaftsrat:WR)によって実施されるエクセレンス大学に申請書を提出する資格を得る。エクセレンス大学への申請締切は2018年12月で、2019年に最終結果が決定される。

 

2016年12月9日

 

DFG:Excellence Strategy: 192 Letters of Intent Received for Clusters of Excellence

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
研究支援 研究助成・ファンディング