【ニュース・ドイツ】ひとまとめにした革新

もし、それぞれ異なる強みや経験を持つ、大学、企業、研究機関もしくは他の機関が一つのテーマに関して協働したらどうなるだろうか。
協働すればそこでイノヴェーションが起きる。
ドイツではここ数年、上記のような形で提携するケースが非常に増えてきているのだが、それは、とりわけ連邦政府からの助成により促進されてきたものである。
そのような背景のもと、4月末に、「ドイツ・クラスターウィーク」が開催される。
連邦経済エネルギー省(BMWi)及び、連邦教育研究省(BMBF)主催のもと、2017年4月20日から28日まで、ドイツのクラスター界がドイツ全土で催し物を行う。全体で、150以上のワークショップ、展示会、一般公開が行われ、専門会議やプレゼンテーションも行われる。
「it’s OWL-ウェストファーレンリッペ東地区における知識技術化制度(Intelligente Technische Systeme OstWestfalenLippe)」という先端クラスターにより2012年以降、170以上の中小企業がこの地方に移転し、34の企業が創設された。
174の企業、大学、研究機関はウエストファーレン・リッペ東地区のこのクラスターに組み込まれたのだが、それは協働することでメカトロニックからスマート技術システムへと大きく飛躍するためである。

 

2017年4月19日

 

BMBF:Gebündelte Innovationen

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究
社会との交流、産学官連携 産学官連携