【ニュース・ドイツ】「危機にある研究者のためのネットワーク」ドイツ部門が設立

本日、ボンで「危機にある研究者のためのネットワーク」(Scholars at Risk Network:SAR)ドイツ部門が設立された。SARは戦争や迫害等による学問の自由に対する侵害に対する反応をまとめ、注意を引くために、設立されたもので、40カ国400以上の高等教育機関が参加している。今回設立されたドイツ部門は、このうちのドイツを代表し、フンボルト財団(AvH)が2019年3月までドイツ部門の事務局を務める。
SARドイツ部門は、フィリップ・シュヴァルツ・イニシアティブも支援する予定である。これはAvHと連邦外務省の共同イニシアティブで、危機にある研究者にフェローシップを通じてドイツの大学での研究を支援するものである。こうした研究者を支援するにあたっては、AvHは研究者救援基金および危機にある研究者のための会議との提携を継続する予定である。

 

SARドイツ部門の設立メンバー:
バイロイト大学、アリス・ザロモン大学ベルリン、バード大学ベルリン、ベルリン経済法科大学、ベルリン自由大学、ベルリン国際精神分析大学、ビーレフェルト大学、ルール大学ボーフム、ボン大学、ダルムシュタット工科大学、ドレスデン工科大学、デュースブルク・エッセン大学、フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン・ニュルンベルク、ゲッチンゲン大学、ハンブルク大学、カールスルーエ工科大学、ケルン大学、マンハイム大学、ジーゲン大学、テュービンゲン大学

 

AvH:German Universities unite to provide more support for threatened researchers

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 国際機関レベルの取組、政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
社会との交流、産学官連携 社会貢献