【ニュース・デンマーク】多くの若者は就職を見据えた専門分野の選択を行う

デンマーク高等教育・科学省によると、多くのデンマーク人は、ITなど労働力不足の分野での専攻を希望している。
コペンハーゲンIT大学(IT University of Copenhagen)では、2016年以降出願数が39%増加し、高等教育機関において過去最多の上昇率を記録したと高等教育・科学省は発表した。当該大学の2017年度出願状況調査によると、医学や工学などの医療、工業、自然科学の学位への出願が相対的に増加している。

 

Søren Pind大臣は、「大学で何を学ぶのか選択する際に、自身のキャリアを考慮するよう呼びかけている政府のアドバイスに若者が耳を傾けてくれたというのは喜ばしいことです。より多くの若者が労働市場にニーズのある分野で学びたいと考えており、彼らが卒業してすぐ就職することができれば、社会と若者の両方にとって大きなメリットです。」と記者会見で語った。

 

対前年比で、全出願数は3%減少し、芸術(26%)と神学(20%)は、大幅な減少となった。

 

2017年7月6日

 

THE LOCAL dk:More Danes applied for study programmes with best job prospects:ministry

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