現在、タンザニア、エチオピア、ケニア、そしてEU圏の研究者が共同で、フッ化物が人体の健康に与える影響をどのようにして抑えるのかに関する集中的な調査を実施している。この調査は、湖、河川、井戸のなかに多量のフッ化物が含まれていることで知られる、大地溝帯(Great Rift Valley)の半乾燥地とアルーシャ(Arusha)の周辺で行われる。
イタリア・カリアリ大学(Cagliari University)の研究チームを率いるジョルジョ・ギグリエリ(Giorgio Ghiglieri)教授によると、フッ化物は水とともに体内に取り込まれると人体の健康に影響を及ぼすため、地域住民が安心して水を利用することができるように、水中からフッ化物を除去する技術を開発する必要があるという。
2017年7月24日
THE CITIZEN:Experts begin research on how to counter effects of fluoride