2019年1月22日、タンザニア起業家精神・競争精神推進センター（Tanzania Entrepreneurship Competitive Centre：TECC）のダニエル・ムグウィラ（Daniel Mghwira）常任理事は、失業問題を解消し中所得経済国に到達するという目標を実現するために、タンザニアの教育システムに起業家精神および生活技能の授業を導入する必要があると指摘した。さらにムグウィラ氏は、起業家精神を国の教育システムに無関係なものとして扱うことはできないと付け加えている。彼によれば、起業家精神を教育システムから分離する慣習こそ、現在若者たちが直面している失業問題等の原因なのだという。
 
TECCは中小企業を対象に起業家精神および競争精神を普及させることを目的として、2016年に設立された。TECCはこれまで、行政サービスが行き届かない地域の若者の貧困削減を目指す様々なプロジェクトに取り組んできている。
 
2019年1月23日
 
The Citizen：Centre wants entrepreneurial studies in school curriculum