タンザニアのモロゴロ(Morogoro)に位置するソコイネ農業大学(Sokoine University of Agriculture:SUA)の研究者らが、アプリを開発した。その目的は、地域住民が周囲で直面する可能性のある感染症を報告するのをサポートすることである。
「アフヤデータ(AfyaData)」という名称のこのアプリは、ソコイネ農業大学に依拠点を置く南部アフリカ感染症監視センター(Southern African Centre for Infectious Diseases Surveillance:SACIDS)が開発したオープンソースのモバイルとデジタルツールから成っている。このアプリは、グーグル・プレイストアから無料でダウンロードすることができる。
ソコイネ農業大学の副学長を務めるラファエル・チブダ(Raphael Chibuda)教授によると、この製品が導入されたのは、リフトバレー熱やエボラ熱など生命を脅かす人獣共通感染症を撲滅するという政府の姿勢に対する、同大学の貢献の一環だという。このアプリは、地域社会が人獣共通感染症対策に参与するのをサポートすることが期待される。
2018年5月24日
The Citizen:Tanzanian University launches an App that tracks Ebola
【ニュース・タンザニア】タンザニア大学、エボラを追跡するアプリを導入
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
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