【ニュース・タイ・日本】機械工学分野 日本からの後押し

 
キングモンクットラカバン工科大学(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang:KMITL)は東京に本部を置く国立高等専門学校機構(KOSEN National Institute of Technology:KOSEN)と共に、東部経済回廊(EEC)を支えるエンジニアを供給する機械工学プログラムをオープンした。
 
KMITL学長、Suchatvee Suwansawat氏は「すでにトップ成績の24人が2019学年度新入生として選ばれている。」と語った。学生たちは新たにバンコク西部のKMITL内に開校したKOSEN-KMITLで5年間機械工学、機械工学、機械電気工学のスキルを磨く。学生たちはまた“多彩なエンジニア”となるべく、科学以外の科目履修や活動も行う。
 
KMITL工学部長のKomsan Maleesee氏によれば、卒業生はディプロマを取得可能であり、卒業後にタイや海外の大学で2年間学ぶことで学士号を取得することもできる。Komsan氏は、彼らはまた日本の企業でインターンを経験することになるので、タイと日本の専門家と学び、働くことは非常に良い経験になるだろう、と述べた。
 
一方、Suchatvee氏は、KOSEN-KMITLは“東部経済回廊計画の下でのタイの産業とイノベーション開発にも最適”になるだろう、と述べた。政府は次世代自動車やスマートエレクトロニクスといった10の重点産業を東部のラヨーン、チョンブリ、チャチュンサオ3県に誘致することを計画している。タイは経済の発展のため、より多くのエンジニアを必要としているが、日本もまたタイに主要な生産地となることを期待している、とSuchatvee氏は語った。
 
2019年5月13日
 
Bangkok Post:Mechatronics gets Japan study boost
 

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