【ニュース・タイ】Suphachai氏、デジタルへの注力を約束

 
タイ・デジタル評議会(DCT)のSuphachai Chearavanont 会長は、4,000を超えるデジタル業界のメンバーで構成される組織の舵取り役に再任され、デジタル文化とスタートアップを推進し国に変化をもたらすことを誓った。

 
任期は2021年から2023年までとなり、彼は2021年10月に1期目の任期を終えていた。

 
Charoen Pokphand グループの最高経営責任者でもあるSuphachai 氏は、国家の最適な利益のために働くことへのコミットメントを表明した。

 
DCT は、タイがパンデミックを乗り切り、デジタル技術を駆使して持続的に成長できるよう、あらゆる関係者と協力してきたと語った。

 
「私たちは、デジタル文化とスタートアップのための戦略に焦点を当て、目に見える形で変化をもたらすことを目指す」とSuphachai 氏。

 
Suphachai 氏は、デジタル開発のための基準や指標の導入、国家、民間、公共部門との連携、デジタル分野での人材育成の推進、デジタル経済の発展、そして
タイを地域のイノベーションハブにするという DCT の5つの主要ミッションを、彼のリーダーシップのもとで継続
していくと述べる。

 
「すべてのミッションは、国と産業の持続可能な発展を考慮している」とSuphachai 氏。

 
評議会は、スタートアップ企業が国のデジタル競争力を高めるための支援も考えている。

 
一期目には、タイのデジタル競争力をレベルアップするための施策の一環として、国のデジタル開発を評価するデジタル指数の策定を推進する上で、
重要な役割を果たした。

 
また、DCT は、高等教育・科学・研究・イノベーション省やタイ私立高等教育機関協会と協力し、スキルアップやリスキルのプログラムを通じ大学間
のデジタルスキル向上を推進した。

 
DCT の「DigitalU」プロジェクトは、マイクロソフト、アクセンチュア、オラクル、SET e-Learning、CHULA MOOC Achieve との提携により、タイ人のデジタルスキルを向上させた。

 
また、DCT は、キャピタルゲイン税の免除など、タイのイノベーションエコシステムを支える規制も推進した。

 
さらに、DCT はデジタル技術を用いて、新型コロナ患者を治療する仮設病院の支援も行った。

 


バンコクポスト紙 (10月16日): Good start to level learning


地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他
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