タイ高等教育局(Office of Higher Education Comission:OHEC)Apron Kaenwong事務次長は、2015年6月11日にバンコクのプルマンキングパワーホテルにおいて開催された高等教育におけるモビリティと質保証に関する第3回ASEANプラス3のワーキンググループ会合の議長を務めた。
Apron事務次長は次のように述べた。
“ASEAN各国の結束は、全加盟国の利益のため、加盟各国が自国の労働力開発に取り組む動機付けとなる重要な要素である。これはASEANプラス3の参加国にとって、アジア諸国間で学位証明を行うために必要となる質保証システム開発、基準の枠組み、その他の要素に関する指針を共有するよい機会となる。質保証システムと基準の枠組みは将来の学生交流と人材流動につながる。
会合の予算はASEANプラス3協力基金によって拠出されている。会合には、ASEAN加盟国、中国、日本、韓国、東南アジア教育大臣機構・高等教育開発センター(SEAMEO-RIHED)の代表が参加し、ラオスの代表が議長を務めた。”
会合では、関連省庁が作成したASEANプラス3における学生交流の指針草案が検討された。今回の会合の結果は2016年に開催予定の次回会合に提出される。
(2015年7月2日 タイ教育省HP)