【ニュース・タイ】科学技術省、バンコクをスタートアップの拠点に

 
タイ科学技術省は、バンコクをスタートアップの拠点とする計画を固めた。Suvit Maesincee科学技術大臣は、科学技術省が公的機関・民間機関とともに科学技術革新に関わるスタートアップの誘致に取り組んでいると述べた。
 
PeoplePerHourが実施したStartUp City Indexという調査によると、2017年年バンコクはアジアの中でスタートアップが店舗を開くのに最適な都市として位置づけられ、全世界の中でも7位という評価であった。
 
科学技術省はバンコクの中でいくつかの地域を指定している。Yothi、Pathumwan、Klong San、Ratthanokosin、Kluai Nam Thai、Lat Krabang、Punnawithi、Bang Sueである。今後は、この枠組みをBang Saen、Sri Racha、Patthaya、U-tapao、Bang Changを含めた東部沿岸地域にも広げ、政府の東部経済回廊(EEC)政策を補完する狙いだ。
 
科学技術省のデータによると現在タイには約8,000人のスタートアップ向け投資家がいるということである。科学技術省はまず科学技術関連に投資をしている5,000人に目をつけている、とSuvit大臣は述べた。
 
初期の段階では、既存の3つの施設が投資家や支援機関の「インキュベーター」として、起業家のアイデアがビジネスとして軌道に乗るのを補助していく。その3つの施設というのは、Thung Khru地区にあるキングモンクット工科大学トンブリ校のKnowledge Exchange、Pathumwan地区のサイアムスクエアにあるTrue Incube、そして同地区のWecosystemである。
 
2018年1月23日
 
Bangkok Post:Ministry to turn Bangkok into start-up hub
 

地域 アジア・オセアニア
タイ
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行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
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