農業・協同組合省は、チュラロンコン大学と協力し、国内初の牛のランピースキン病(LSD)ワクチンを開発する。
LSDワクチンの開発協力は、同省と同大学が共同で実施するプロジェクトのパッケージとして行われる。
LSDは、カプリポックスウイルスを原因とする牛や水牛の病気で、複数県の畜産農家が被害を受けている。LSD は現在、輸入ワクチンで対処して
いると、Chalermchai Sri-on 農業・協同組合大臣は語った。
大臣は、土曜日にチュラロンコン大学学長の Bundhit Eua-arporn 教授との会談後、国内での大量生産と輸出に向けて開発されるLSDワクチンは、
植物由来のタンパク質技術であると述べた。
来週中には覚書が締結される予定だという。
Bundhit 教授によれば、LSD ワクチンの開発は、同省がチュラロンコン大学と協力して展開する一連のプロジェクトの最初のものになるといい、
同大学は、アグリテック&イノベーションセンターで行われているプロジェクトを紹介するために、同省がサイアムスクエア・イノベーション
地区を使用することにも同意している。
チュラロンコン大学との間で進行中の他のプロジェクトには、ゲーンゴイ・イノベーション地区があり、サラブリ県にある同学の土地を利用し、
より多くのフードテックやアグリテックのスタートアップ企業の設立を支援する予定であると農業・協同組合大臣顧問の Alongkorn Ponlaboot 氏
は述べた。
Bangkok Post Public Company Limited : Govt enlists Chula in fight against ‘LSD’
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