マヒドン大学では、タイで初めて医療マネジメントに焦点を当てた国際コースを提供している。
マヒドン大学経営大学院(CMMU)の Duangporn Arbhasil 学長 は、「国際コース“Doctor of Medicine and Master of Management – healthcare and wellness management”」は、『MD/MM』が統合された初めてのケースである」と述べた。
彼女は「このコースはCMMUとラマティボディ病院医学部との間の共同プログラムである。」と付け加え、カリキュラムは「前臨床クラスと臨床クラス」を伴う、6年間の医学学士号と、公立病院や民間病院、ヘルス・ウェルネス施設での実践的な学習を中心とする1年間の経営修士号から成り、プログラムで勉強する医学生は、両方の機関から2つの学位を取得することになるとしている。
「このプログラムは、プロセス、経営、管理について考える潜在能力を持った、統率力のある医師の育成を目的としており、タイの組織や公衆衛生システムへの建設的な変化を創造するのみならず、国内および世界的な医療危機にも取り組んでいきたい」と学長は語った。
ラマティボディ病院医学部と CMMU は、メディカルエグゼクティブマネジメントの学位を取得するためには、学生がタイの医療業界を牽引していく
戦略の立案に携わっていく必要があるとの意見で一致している。
両機関での11月末の願書受付準備が整うまでに、20名の学生を対象としたパイロットプログラムが実施される予定である。
地域 | アジア・オセアニア |
国 | タイ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
国際交流 | 国際化 |