【ニュース・タイ】マヒドン大学、デジタル時代の「コンテンツクリエイター」を輩出するインターナショナルプログラム・コミュニケーションアーツを開設(1)

 
デジタル時代の今、世界では常に新しい技術が生まれ進化し続けており、技術面の飛躍に伴い生まれた職業もある。中でも「コンテンツクリエイター」の役割により現代メディアの形に合わせた創造が求められるコンテンツの作成において、その傾向が顕著である。

 
タイのモデル医学部として創設されながらも、時代に合わせて常に教育課程を開発してきたマヒドン大学では、科学の枠を超えたリベラルアーツ
教育の基礎の強化に努めており、そうした教育に重点を置く、タイの国公立大学初のインターナショナル・カレッジであるマヒドン大学インター
ナショナル・カレッジでは、科学から幅広い科目や知識を体験する機会を学生に与え、広く深い知識を持った卒業生を生み出している。

 
マヒドン大学インターナショナル・カレッジ(MUIC)の学長である女医 Chulathida Chomchai 准教授は、デジタル時代の世界に生きる卒業生達
の重要なスキルについて、次のように述べている。「卒業生は、21世紀の社会で生き残るためのスキルに加え、現代の世界のニーズに応える創造力を備えた
完全な人間であることを意味するソフトスキルを補う必要
があります。

 
そこで、MUIC のカリキュラムでは、卒業生の能力と潜在能力を高めること、カリキュラムに柔軟性を持たせることに重点を置くことで、彼らに
自らの学習をデザインし、学習している主要科目を他の科目と組み合わせて(Mix & Match)、それぞれの学習者に最適な知識を融合させる機会を
与えているのです。

 
例えば、コンピュータサイエンス科の学生が、卒業後の仕事に生かすため、コミュニケーションデザインに関する科目を選択することもできます。
MUIC で提供されている、最も特筆すべき、デジタル世界に対応した課程のひとつが、デジタルテクノロジーの世界を創造する「コンテンツ
クリエイター」の輩出を目的としたインターナショナルプログラム、コミュニケーションアーツ学士課程です。」

 
MUIC のインターナショナルプログラム、コミュニケーションアーツ学士課程は、デジタルメディアの変化を分析し、ビジネスや産業との関連性
を見極めることを学生に教えるのみならず、社会を発展させ、人類として持続させるメディアを創造する価値を示す、デジタル時代の世界のニーズに
ぴったりのインキュベータープログラムです。

 


地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集、高技能職業人材の育成
レポート 海外センター