【ニュース・タイ】チュラロンコン大学仮設病院 新型コロナ患者の看護にハイテクロボットを導入

 
高等教育科学研究イノベーション省事務次官は、新型コロナ感染症の患者を受け入れるため、全国の大学41か所に、計12,000床以上の仮設病院を設置
したことを明らかにした。

 
2021年4月22日、高等教育科学研究イノベーション大臣の Dr. Anek Laothamatas 特任教授は、国立競技場ジャンタナインヨンビルのチュラロンコン
大学仮設病院、およびナコーンラーチャシーマー県のスラナリー工科大学病院の設営進捗を視察後、「チュラロンコン大学仮設病院は、無症状または
軽症の新型コロナ感染症であると診断された患者を受け入れて基本的治療を行い、コミュニティへの感染拡大を防ぐための場所として利用するよう
設置されました。

 
100名以上の患者の受入れが可能で、体系的な研究に使用するため、AIロボット、コンピュータなどの革新技術を取り入れ、患者の看護ならびにデータ保存
に使用
しています。これにより、今後の公衆衛生の分野での発展、拡張が期待されます。また、スラナリー工科大学については、ナコーンラー
チャシーマー県の仮設病院としてスペースを確保し、ラーチャモンコン工科大学イサーン校にもさらに1か所、100床以上を確保することができる
でしょう。」と述べた。

 
高等教育科学研究イノベーション省事務次官の Prof. Sirirurg Songsivilai, M.D. は、4月21日現在、全国各地の大学に計41か所の仮設病院が設置
され、計12,000名以上の患者の受入れが可能、8,000床以上のスタッフを手配済みで、現在、仮設病院に受け入れて看護している患者は約1,600名
であると述べた。

 


地域 アジア・オセアニア
タイ
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