チュラロンコン大学は、今年初めて世界大学ランキングトップ100入りを果たし、来年は Academic reputation でトップ80に入ることを目指している。
 
タイ最古の大学である同大学は、英国に拠点を置く教育・キャリアコンサルタント会社　クアクアレリ・シモンズ（QS）が水曜日に発表した
「世界大学トップ100」において96位にランクインし、昨年より12ランクアップした。
 
チュラロンコン大学の Bundit Eua-arporn 学長代行は、世界中の1,600以上の大学がランク付けされている中、このカテゴリーでトップ100に入った
のは偉業であると述べた。「昨年は108位だったので、これは大きな変化です。私たちの今年のランキングはタイの大学が獲得した中では、過去最高
のランクです。」と彼は言った。
 
Bundit 氏によれば、チュラロンコン大学は、世界大学ランキングでトップ100入りするタイ初の大学になるという目標を定めてからこの数年間、
学術研究の向上、優秀な研究者の採用に多大な努力を注いできたという。
 
QSは、世界80か所から、102,662人の研究者と51,649人の雇用者を対象に調査を行い、その見識や意見が評価指標に反映して、1,000の大学を
ランク付けしている。
 
大学は、以下の6つの指標に基づいて評価されている。

1.  Academic reputation  （40％）
2.  Employer reputation  （10％）
3.  Faculty-student ratio  （20％）
4.  Citations per faculty  （20％）
5.  International faculty ratio （5％）
6.  International student ratio （5％）

 
「今年はAcademic reputationとEmployer reputationという点では良かったが、他の指標ではまだまだ改善の必要がある」とBundit 氏は述べた。
チュラロンコン大学は6つの指標を合わせた総合ランキングでは、世界208位、アジア46位にランクされている。
 

「私たちは、世界トップレベルの大学とより多くのパートナーシップを組むことで、アップグレードし、リソースや人材がまだ不足している分野のギャップを埋めていく計画です。こうしたことが、留学生の受け入れを改善するのに役立つと信じています。」と語った。