タイ国家研究評議会と国立ワクチン研究所によれば、現在、20種類以上のワクチンが研究段階にあり、3種類の新型コロナワクチンがヒト臨床試験中だという。
政府の新型コロナ情報センターは2021年7月3日、両研究機関のデータを合わせると、20種類以上の ワクチンがタイで研究・開発されており、
うち3種類はヒト臨床試験が開始されていることが分かったと発表した。
ヒト臨床試験の段階にある3つのワクチンは以下のとおりである。
- ChulaCov19 チュラロンコン大学が開発した mRNA ワクチンで、72人を対象としたヒト臨床試験の第1相にある。ワクチンは21日の間隔
で2回接種済み。 - HXP-GPOVac マヒドン大学熱帯医学部と政府医薬品局が共同開発した不活化ワクチンで、460人を対象としたヒト試験の第2相にある。
ワクチンは28日の間隔で2回接種済み。 - Covigen バイオネットアジアとテクノバリアが開発したDNAワクチンで、150人を対象としたヒト臨床試験の第1相を開始している。
ワクチンは28日の間隔で2回接種済み。
NationThailand: Covid-19 vaccines developed by Thai researchers undergoing human trials
地域 | アジア・オセアニア |
国 | タイ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
社会との交流、産学官連携 | 社会貢献 |