世界大学ランキング2021には、タイの大学17校がランクイン、そのうちチュラロンコン大学、メーファールアン大学、マヒドン大学が800位以内に入った。
 
キングモンクット工科大学トンブリ校は801～1,000位、その他の13大学は次の層である1,001位以下にランクインしている。

 
The Times Higher Education World University Rankings 2021には、93の国と地域にまたがる1,500以上の大学が含まれており、これまでで最大かつ
最も多様性に富んだ調査となっていると報告書は述べている。

 
ランキングは、教育、研究、知識の伝達、国際的な展望の4つの分野を網羅する13のパフォーマンス指標に基づいている。

 
今年のランキングは、1,300万件の研究論文から8,000万件を超える引用を分析、世界中の22,000人の学者からの調査回答が含まれている。

 
オックスフォード大学が5年連続で首位に輝いた。また、中国の清華大学が2011年に開始された現行の方法では、アジアの大学として初めて20位以内にランクインしている。

 
オックスフォード大学の主要なライバルであるケンブリッジ大学は6位に後退した。シンガポール国立大学は25位で、東南アジアの大学では最上位に
位置している。

 
米国は、カリフォルニア大学バークレー校が順位を6つ上げて7位になり、トップ10の中に過去最高の8校が入るという記録を打ち立てたものの、
トップ200以降の米国の大学には低迷の兆しが見えると、ランキング機関は述べている。

 
トップ10は、オックスフォード大学、スタンフォード大学、ハーバード大学、カリフォルニア工科大学、マサチューセッツ工科大学、ケンブリッジ
大学、カリフォルニア大学バークレー校、エール大学、プリンストン大学、シカゴ大学である。

 
一方、今年のランキングには新たに141校がランクインしており、そのトップはフランスのパリ・サクレイ大学（178位タイ）となっている。

 
ランキングから、インドは初ランクインが最も多く（14校）、その結果、過去最高のランクイン機関数（63）を誇っていることが分かる。