ソンクラー・ラチャパット大学は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、その影響を受けた人々に手を差し伸べ援助する施策を打ち出して
おり、その1つとして、新型コロナの感染拡大に伴い、一般部と職員育成学部（土日授業）の学生に対し一括払い授業料の減額措置を告示している。
これは、新型コロナ第3波によりタイ全土に感染が拡大し、学生、職員、一般市民、企業家などの日常生活を含め、現在の社会の経済状況に直接
または間接的な影響が出ていることから、保護者と学生の支出負担を軽減するためであると学長の Dr. Tasana Sirichot 准教授が明らかにした。

 
Dr. Tasana Sirichot 准教授によれば、ソンクラー・ラチャパット大学は地域の発展を目指す高等教育機関として、負担を強いられる学生や職員
の福祉に力を入れており、この時期、経済状況の影響を受けている学生や保護者を支援し、その負担を軽減するために、学籍番号60,61,62で始まる
一般部の学生（2017～2019年入学生）とそれ以外の学生について、一括払いの場合の授業料を引き下げることを告示、その内訳は、一括払いの場合、
通常学期は7,500バーツから6,750バーツ、7,000バーツから6,300バーツ、夏学期は4,000バーツから3,600バーツへの減額、学籍番号63,64で始まる
学生（2020年、2021年入学生）については、通常学期は11,000バーツから9,900バーツ、9,000バーツから8,100バーツ、夏学期は6,000バーツ
から5,400バーツへの減額であるという。

 
「職員育成学部の学生については、2017～2019年入学生とそれ以外の学生について、通常学期は、8,000バーツから7,200バーツ、7,500バーツから
6,750バーツ、夏学期は4,500バーツから4,050バーツに減額、2020年、2021年入学生については、通常学期は12,000バーツから10,8000バーツ、
10,000バーツから9,000バーツ、夏学期は7,000バーツから6,300バーツに減額するものとし、この告示に基づく授業料は、2020年度夏学期、
2021年度1学期、2学期、夏学期に適用する。」とソンクラー・ラチャパット大学学長は締めくくっている。