【ニュース・タイ】コンケン大学 新しいオンライン英語プラットフォームを試験的に導入(1)

 
コンケン大学教育学部の学生には、来学期に、学習者グループとしては初めて、英語力の向上を目的とした新しいハイブリッド・オンライン・プラット
フォーム
が試験的に導入される。
 
月曜日、コンケン大学、タイ・カナダ経済協力財団、ブレインクラウド・ラーニング社が、学生とプロの教師の英語力を向上させるための学術協力
協定書に署名し、大学生の英語学習能力を向上させるための大きな一歩となることが期待されている。
 
ブレインクラウド・ラーニング社は、ケベック州とタイに拠点を置くeラーニング企業で、最先端のテクノロジーインフラと、神経言語学を用いた
言語習得の加速化と促進を目的とする学習プラットフォームを開発
した。
 
また、ケベック州で高く評価されているESLカリキュラムに基づいたプログラムを提供するため、ネイティブの英語講師と、現地のタイ人教師と
学生で構成された教室とをライブでつなぐ。
 
協定書署名式に立ち会ったタイ、ラオス、カンボジアのカナダ大使 Sarah Taylor 氏は、テクノロジーは現代の英語学習に役立つと述べた。そして、
これまでタイの学生は英語を話す教師とコミュニケーションをとる機会が少なく、ネイティブスピーカーから聞いたり学んだりする機会が少なかったかも
しれないが、今では、この最先端のテクノロジーを使い、コミュニケーション能力を以前より向上させることができるようになったと付け加えた。
 
大使によれば、政府は「Teach in Thailand」プロジェクトを導入する予定であり、英語を母国語とする国から約1万人の若い卒業生がタイの学生
に英語を教えるために雇用されるという。
 
カナダからの若い卒業生がプロジェクトから恩恵を得ることになるだろう。

 
タイ・カナダ経済協力財団の会長チンチャイ・ハーンジェーンラック氏は、このプロジェクトは、タイの学生が英語のスピーキングとリスニングの
能力が低いという問題に取り組むために設計されていると述べた。
 

地域 アジア・オセアニア
タイ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化