教育省はタイ人学生向けの英語学習プログラムの開発に関し、イギリスのケンブリッジ大学に協力を要請する予定である。
Theerakiat Charoensetthasin教育副大臣は、昨日以下のように述べた。
“教育省は、学生のコミュニケーション能力向上を目的とした集中語学プログラムの策定を、ケンブリッジ大学の英語教員チームに依頼する予定である。学生の語学力向上のための計画を策定するよう、Dapong Ratanasuwan新教育大臣より指示があった。
教育大臣はまた、タイ人教員と学生向けの標準的な英語能力習熟度試験の開発が必要だと考えており、そのような試験が大学生の英語能力を証明するのに役立つとしている。これまで問題だったのは、大学によって教育基準が異なっていたためである。
授業でどのように外国語を教えるか、外国人教員からタイ人教師への指導も必要である。教授法を改善するため、タイ人教師にも共通の理解を持たせる必要がある。
試験の成績は卒業証書に記載され、雇用主への参考情報になる。”
Dapong教育大臣は、放課後に学校で実施する特別課外活動の計画を強化するように義務教育委員会(Office of Basic Education Committee: OBEC)に命じた。
Dapong大臣は昨日、全国規模の教育業界代表者が出席した会合で次のように述べた。
“子供をもつ親は、正規の授業時間を縮小する代わりに選択制の授業に生徒が参加できるようにする教育省の計画について危惧している、と報告があった。
Prayut Chan-o-cha首相はこの計画を後押ししており、生徒の批判的思考能力を高め、チームワーク能力を強化することを狙いとしている。ただし、この計画への参加を学校に強いるものではなく、生徒にとってプラスになると考える学校に対しては参加を奨励している。”
(2015年9月8日 Bangkok Post紙)