ソマリアではジャーナリストがアルシャバーブ(Al-shabab)を含む軍事勢力によって殺害されてきたために、報道の分野での活動は大きなリスクとリターンをともなってきた。そのため、同国には26年のあいだジャーナリズムについて教える大学が存在していなかった。
この事態を受けて、ソマリ国立大学(Somali National University)はジャーナリズムについて教育する学部を再開することによって、26年間という空白を埋めることを試みている。
2017年9月から講義を開始するジャーナリズム・コミュニケーション学部(Faculty of Journalism and Communication Science)は、最大で60名の学生を受け入れることができる。ソマリア首相のハッサン・アリ・カイレ(Hassan Ali Khaire)氏は当学部の再開学部式において、学生たちに対してソマリアの再建に貢献することを求めた。
2017年8月1日