【ニュース・スウェーデン】AIに係る国家的アプローチの策定

 
2019年2月18日、スウェーデン政府は、AI(人工知能)に係る国家的アプローチを公表した。
 
スウェーデンは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」というデジタルトランスフォーメーションの概念を活用して、デジタルテクノロジーの分野で、世界の先端を走ることを目指している。この分野で急速に進展しているのがAIだ。AIは、多くのテクノロジーを包含する幅広い分野で、経済成長の促進、環境・社会的課題の解決を通じて、様々な分野で大きな恩恵をもたらす可能性を秘めている。ただし、その恩恵が自然とスウェーデンにもたらされるわけではない。
 
このような状況を受け、政府は、スウェーデン国内のAIに関する包括的な取組の方向性と将来的な優先事項の土台を構築するため、本ガイドラインを策定した。
 
ガイドラインでは、AIがもたらす可能性を実現するための重要な要件として、①教育と研修、②研究、③イノベーションとAIの活用、④円滑な運用に向けた規則・ルールの策定と基盤整備の4点を掲げている。
 
ガイドライン(英語)の全文は、以下を参照。
National approach to artificial intelligence[PDF:834.3KB]
 

2019年2月18日
 
Government Offices of Sweden:National Approach to Artificial Intelligence

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
レポート 海外センター