北欧各国ではコロナの影響も受けて今秋の高等教育機関への入学予定者数が前年よりも増加しており、デンマークとノルウェーでは
それぞれ約7万人、スウェーデンでは約27万人となっている。

 
 スウェーデンではロックダウンは行われていないが、ソーシャルディスタンス等が推奨されている。そのため、秋学期の授業を遠隔で行うか
対面で行うかは大学によって判断が分かれているが、多くの大学が当面、対面と遠隔を併用しつつ、新入生向けの行事や実技授業等を優先的に
対面実施するとしている。

 
 なお、7/27 時点における主なスウェーデンの大学の授業実施予定形態は以下のとおり。
 
＜ルンド大学＞
 対面授業を大前提としつつも、全面的な実施は困難であるため、遠隔での実施が困難な授業・試験を優先的に対面で行う予定。
 
＜スウェーデン王立工科大学＞
 遠隔と対面を併用しながら徐々に通常授業を再開していく予定。大人数の講義はグループ別か遠隔で行われる見込み。
 新入生を優先的に対面授業とし、その他の学生は概ね遠隔となる予定。
 
＜ウプサラ大学＞
 遠隔授業の要素を取り入れつつも概ね対面授業を行う予定だが、詳細は各学部・学科による。
 

The Local Sweden:　On campus or distance learning? Here’s what Sweden’s universities have planned for autumn
 

Radio Sweden:　Almost 270,000 new student admissions in Sweden
 

Dannish Minister for Higher Education and Science:　Record number of applicants offered places in higher education
 

Norway Today:　65.6 percent accepted their admission to their preferred field of study