ストックホルム市が臨海地区でのノーベルセンター建設を承認したことに伴い、カロリンスカ医科大学(Karolinska Institutet:KI)、ストックホルム大学、スウェーデン王立工科大学(KTH Royal Institute of Technology)の3大学は、応用研究のための新研究センターを同施設内に設置する計画を立てた。大学幹部およびノーベル財団関係者は、新研究センターはノーベルセンター内に置かれることで、国際的地位の最も高い施設の一つになるだろうと話す。また、活力に満ちた研究地域としてのストックホルム市の強みを増すことにつながり、オックスフォードやケンブリッジのような学術的に名高い都市と競う好機になるだろうと見ている。
(ノーベルセンターには反対の声も)
ノーベルセンター設置に対しては、建築デザインと建設場所を巡り、議論が起こっている。建築デザインについては、原案からは縮小したものとなった。ノーベルセンターは2019年中に完成の予定。
University World News:Nobel decision paves way for advanced research centre