サブサハラ・アフリカでは、過去20年のあいだにキリスト教系の大学が急増している。これは、高等教育の分野が急激に成長するとともに、キリスト教信仰が急速に広まった期間に該当している。100年前のアフリカでキリスト教を信仰していた人の数は、900万人に過ぎなかった。しかし、この数字は1950年には約3倍の3,000万人に増加し、現在では5億8,200万人に達すると見られる。
また、1950年代のアフリカには高等教育機関が41校しかなく、それらに通う学生も16,500人しかいなかったものの、2010年にはサブサハラ・アフリカでは668校の大学で520万人の学生が学ぶまでになった。一般的に言って、アフリカ各国の政府は高等教育に対する需要の高まりに対応することができておらず、私立のキリスト教系大学がこの需要を満たしている。
2017年7月9日
THE CONVERSATION:What lies behind the rise of Christian universities in Africa