【ニュース・ケニア(選挙)】大統領選挙の結果をめぐる議論

国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)は、大統領選挙における投票のうち約3分の1が説明不可能であると指摘した上で、最高裁判所に対する異議申し立てを結論づけた。

 

これに対して独立選挙・区割委員会(Independent Electoral and Boundaries Commission:IEBC)は、証拠に基づかない疑惑と主張を根拠にウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)氏の再選を宣言した選挙結果を無効としないことを、最高裁判所判事に対して求めた。

 

他方で、ケニヤッタ大統領の弁護士団は報告書を受けとった上で、この選挙でケニヤッタ氏が勝利したのは正当であるという主張をより強固なものにすることを結論づけた。最高裁判所主席判事のデイビッド・マラガ(David Maraga)氏は、裁判所に提出された両者の主張をもとに、9月1日に判決を下す予定である。

 

2017年8月30日

 

DAILY NATION:Presidential contest:A 72-hour wait

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
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