日刊紙のスター誌(The Star)が実施した有権者の支持政党に関するカウンティ別の分析によると、今回の大統領選挙でウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)氏は23のカウンティから、そしてライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は19のカウンティから50%の票を得ていた。ケニヤッタ大統領に対する投票がもっとも多かったのは、出身地であるキアンブ(Kiambu)・カウンティであった(912,588票)。それに対して主要な対立候補であるオディンガ氏は、ナイロビでもっとも多い票を得ていた(828,862票)。両候補がともに50%以上の支持を集めることができなかったのは、サンブル(Samburu)、イシオロ(Isiolo)、ラム(Lamu)、ナイロビ(Nairobi)、そしてガリッサ(Garissa)の5つのカウンティであった。
本調査によると、ケニヤッタ氏はキアンブに次いでナイロビで791,291票、ナクル(Nakuru)で639,297票、ムランガ(Murang’a)で498,248票、メルー(Meru)で482,580票、そしてニェリ(Nyeri)で389,410票を得ていた。ケニヤッタ氏は南ニャンザ(South Nyanza)とケニア北部でも多くの票を獲得しており、2期目の大統領職を確保できたことに感謝の意を述べる予定である。
2017年8月28日