【ニュース・ケニア(選挙)】アムネスティ・インターナショナル、選挙後に発生した殺人事件に憂慮

アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は、大統領総選挙後の混乱の最中に抗議運動の参加者が殺害されたことに懸念を表明し、独立警察監督局(Independent Policing and Oversight Authority:IPOA)に対して事件の捜査を求めた。

 

2017年8月11日の夜に大統領選挙の結果が発表されると、待機していた警察隊が路上で抗議していた人びとをコントロールするために行動しはじめた。報道によると、このときに警察隊が発砲したことで数人の死者が出たという。死者の大半は、ライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の支持者が多いニャンザ(Nyanza)とナイロビ(Nairobi)の野党支持地域で発生したとのことである。

 

アムネスティ・インターナショナルの東アフリカ地域責任者であるムソニ・ワニェキ(Muthoni Wanyeki)氏によると、IPOAは通報された殺人事件について調査する必要があり、信憑性のある証拠がある場合にはその責任者を裁判にかけるという。

 

2017年8月12日

 

THE STAR:Amnesty International alarmed by post-poll killings

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他