【ニュース・ケニア・韓国】韓国が100億ケニア・シリングを投じてコンザに大学を設立

 
韓国政府は100億ケニア・シリングを投じて、ケニアで初となる情報工学専門の大学院大学を設立する。この大学は、マチャコス(Machakos)・カウンティのコンザ技術産業都市(Konza Technopolis)に位置する22エーカーの敷地に建設される。
 
この大学の名称はケニア高等科学技術院(Kenya Advanced Institute of Science and Technology)であり、韓国の韓国科学技術院(Korean Advanced Institute of Science and Technology)をモデルとしている。同大学は、2021年に第一期生となる修士課程と博士課程の学生を受け入れる予定である。3つの学科が設置され、それぞれ機械・電子・ICT工学、化学・土木・農業工学・バイオテクノロジー、そして基礎科学の専攻から構成される。
 
韓国科学技術院のグローバル学長を務めるスンチュル・シン(Sung-Chul Shin)氏によると、同大学が産業志向の課程で学生を育成することで、ケニアをはじめとする東アフリカ地域でローカルな問題に技術的解決をもたらすような人材を育成することが可能になるという。
 
2019年2月13日
 
Daily Nation:Korean Sh10bn Konza university to open in 2021

地域 中東・アフリカ、アジア・オセアニア
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
その他 その他
レポート 海外センター