メルク財団(Merck Foundation)とマレーシアのマラヤ大学(University of Malaya:UM)は、了解覚書を締結した。この覚書は、アフリカなどの発展途上国出身で医学を学ぶ大学院生に対して、フェローシップを提供することを目的としたものである。今後は、ICT(とくに、遠隔医療)、糖尿病、腫瘍学、そして不妊治療などの分野で、大学院生の支援が促進されることになる。
E. Merck KG取締役会長でメルク財団理事長も務めるフランク・スタンゲンバーグ=ハーバーカンプ(Frank Stangenberg-Haverkamp)博士によると、発展途上国にとって専門人材の不足は大きな課題であることから、能力強化をすすめて公平で質の高い医療へのアクセスを改善するべきだという。
2018年1月15日
CIO:Merck Foundation connects Africa with Asia
【ニュース・ケニア・マレーシア】メルク財団、アジアとアフリカをつなぐ
地域 | 中東・アフリカ、アジア・オセアニア |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
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