イラン政府は、イランでナノテクノロジーの研究を希望するジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology)の学生に対して、3種類の奨学金プログラムを提供する予定である。
駐ケニア・イラン大使(Iranian Ambassador to Kenya)のハディ・ファラジュヴァンド(Hadi Farajvand)氏が述べたところによると、イラン政府は同大学とナノテクノロジー分野で協力関係を構築することに関心をもっているという。さらに、ファラジュヴァンド氏によると、ナノテクノロジーはエネルギー消費の効率化、食糧安全保障の向上、医療に関する様々な問題の解決、そして製造業の生産効率の劇的な改善などを、低コストで実現するポテンシャルを持っているという。
イラン政府はこの協力関係のもとで、同大学がナノテクノロジー分野の大学院プログラムを設置し、実験室設備や教員を採用することによってこの分野の競争力を向上させるとともに、ナノ科学の認知度向上に努めるよう支援することが期待されている。
2019年2月18日
JKUAT:Iran to Establish Partnership with JKUAT, Offers 3 Scholarships
【ニュース・ケニア・イラン】イラン政府、ジョモ・ケニヤッタ農工大学の学生に奨学金を提供
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア、その他の国・地域 |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
国際交流 | 国際化 |
レポート | 海外センター |