【ニュース・ケニア】NASA所属の議員、オディンガ氏に反旗を翻す

 
フォード・ケニア(FORD-Kenya)のヴィンセント・ケモシ(Vincent Kemosi)議員は、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏が大統領就任式を計画していることを非難した。ケモシ氏は、その計画は無意味だと話している。同氏によると、就任式が実施されたとしても、半年以上つづいた選挙期間中に生じたこの国の諸問題が解決されるわけではないという。
 
ケモシ氏は、次のように語った。「オディンガ氏が就任宣誓をおこなっても、何の意味もありません。就任式が終わったら、彼はどこの大統領官邸で暮らすのでしょうか? 彼が大統領として指揮する軍隊や、管理すべき資産はどこにあるのでしょうか?」。同氏によると、この発言はジュビリー党(Jubilee Party)の政権に共感を示すことを意図したものではなく、現実主義的な立場からなされたものである。
 
2017年12月26日
 
STANDARD Digital:Which army is he going to command? -NASA MP revolts against Raila over swearing-in
 

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