【ニュース・ケニア】54人の大学生が学業を放棄してテロ組織に参加

 
警察が発表したところによると、この2年間で少なくとも54人のケニアの大学生が学業を放棄して、テロ組織に参加したという。このうち2016年参加したのは44人、今年は14人であった。発表では、この2年間に参加者数が減少したのは、政府のテロ対策が功を奏しているためだと説明された。
 
これらの大学生はその他の若者らとともに、リビア、ソマリア、そしてシリアなどのテロ組織に加わった。しかし、ソマリアなどとの国境付近における警備隊の活動が強化されたために、その人数は減少している。また、発表によると、若者のあいだでアル・シャバブやISISなどの武装集団に参加しても無意味だという認識が広まりつつあるとのことである。
 
2017年12月25日
 
STANDARD Digital:54 students abandoned university to join terror groups
 

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