デジタル送金サービスであるワールドリミット(WorldRemit)が新しく発表した研究結果によると、ケニアで学校に通っている何千人の子どもたちは、国外からの送金によって教科書や学校用品を購入することや、労働に従事することなく学習につとめることができるようになっているという。
ケニアは東アフリカ諸国のなかで最も多く国際送金を受けいれている国であり、年間の送金受領額は総額で21億ドルを超えている。また、ワールドリミットによるこの研究結果は、送金受領額の増大がケニアにおける教育の質向上に幅広く貢献しており、それは金額にして3億ドルに相当するということを明らかにしている。これらの研究結果は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、世界銀行(World Bank)、そしてケニアの最新の全国家計調査のデータから算出されたものである。
2019年1月4日
CIO:Sh30 billion worth of remittances are used to support education in Kenya