【ニュース・ケニア】3社の地方テレビ局、放送を再開せず

 
裁判所は3社の地方テレビ局に放送の再開を認める命令を下した。しかし、その翌日になってもそれらのテレビ局は放送を開始していない。ケニア政府は2018年1月30日、国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)を率いるライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏による人民の大統領(people’s president)就任式の模様を放送したとして、通信局(Communications Authority of Kenya)を通じてKTN、NTV、そしてシティズン(Citizen)の3社による放送を停止していた。
 
内務長官のフレッド・マティアンギ(Fred Matiang’i)氏によると、NASAが先月30日にウフル公園で大統領就任式を開催したことは、正当な政府の打倒をめざした周到に準備された試みだという。マティアンギ氏は、この式典の放送を禁止することが指示されたにもかかわらず従わなかったとして、一部のメディアを非難した。
 
2018年2月2日
 
STANDARD Digital:Three TV stations off air despite court overruling State’s suspension directive
 

地域 中東・アフリカ
ケニア
人材育成 高技能職業人材の育成
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