ケニアで2018年大学に入学し、高等教育貸与委員会(Higher Educations Loans Board:HELB)から貸付を受ける学生は、スマートカードを所持することが求められる。
教育長官のアミナ・モハメッド(Amina Mohamed)氏が発表したところによると、学生は貸付を銀行口座ではなくスマートカードを通じて受けとり、授業料や家賃を支払うことになるという。スマートカードを利用することで、適切なタイミングで貸付を行うことができるという。また、過去に学生が誤った銀行口座の情報を登録することによって、貸付金が支払われないことがあったが、この問題を解消することも期待される。この措置は、不正な支払いの問題が報告されるなかで、透明性を高めることも目的としている。
スマートカードは、今年の12月31日までに導入される予定である。
2018年8月15日
BUSINESS DAILY:Students to use smart cards for Helb loans
【ニュース・ケニア】高等教育貸与委員会の貸与にスマートカードを活用
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
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