ケニアの雇用・労働関係裁判所(Employment and Labour Relations Court)は、全国の大学で展開されている講師のストライキの中止を命じ、そのような行為は法によって保護されておらず、違法であると宣言した。2018年3月9日、裁判所のオネスマス・マカウ(Onesmus Makau)判事は講師らに対して即座にボイコットを中止し、仕事に復帰するよう命令した。
今月1日、大学教職員組合(Universities Academic Staff Union:Uasu)の呼びかけで31校の公立大学でストライキが実施され、60万人以上の学生の学習に影響が生じた。マカウ判事は各大学の副学長に対して、ストライキに参加した講師を不当に罰すことがないよう求めた。さらに、副学長らに対して2017年度から2021年度の期間の団体交渉協定の対案を30日以内に労働長官に提出するよう命じた。
2018年3月16日
Business Daily:Labour court stops lecturers’ strike, declares it illegal
【ニュース・ケニア】雇用・労働関係裁判所、大学講師によるストライキを違法と宣言
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 組織・ガバナンス・人事 |
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