【ニュース・ケニア】独立記念日の式典、昨年よりも参加者数は減少

 
ケニアでは、毎年ジャムフリ・デー(Jamhuri Day)と呼ばれる2017年12月12日に独立記念行事が開催される。式典には全国から数千人が参加し、大統領が講演をおこなう。また、選ばれた何人かの人びとには賞が与えられる。
 
しかし、今年の式典は例年とは雰囲気が異なっていた。野党の国民スーパー連合(National Super Alliance:NASA)の政治指導者のほとんどが式典を欠席したために、出席者数はかなり少なかった。NASAの政治家と支持者らは、式典が開かれた会場から遠く離れたところにいた。彼らの一部は、この式典に出席すればウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)氏を大統領として承認したことになると主張している。
 
各郡でも同様の式典が開催され、郡知事が大統領の演説を代読した。知事らは、選挙期間中に劇化した政治闘争を終わらせ、開発に尽力するよう訴えた。ニャンザなどの一部の地域で開かれた式典には、ほとんど出席者がいなかった。また、キスム(Kisumu)、シアヤ(Siaya)、ホマベイ(Homa Bay)、そしてミゴリ(Migori)の知事は式典を欠席した。
 
2017年12月13日
 
STANDARD Digital:Jamhuri Day celebrations recorded lower turnout compared to last year’s event
 

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