ジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology:JKUAT)でワークショップが開催された。このワークショップには同大学副学長のマベル・インブガ(Mabel Imbuga)教授が出席し、国際協力機構(Japan International Cooperation Agency:JICA)や汎アフリカ大学(Pan African University:PAU)から参加した教職員とともにさまざまな問題について話し合った。
ワークショップでは、アフリカの諸大学が社会経済的な変化を実現していく上で、創造的かつ持続的なアイディアや技術を磨くという困難な課題を抱えていることが指摘された。この動きは、国際連合の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の方向性に沿っているという。
また、アフリカ・持続可能な開発目標センター(Sustainable Development Goals Centre for Africa:SDGC-Africa)のベレイ・ベガショー(Belay Begashaw)所長は、大学が質の高い人材を抱えた中核的な研究拠点へと転換することによって初めて、そうした役割を果たすことができるのだと警告した。
2018年2月27日
【ニュース・ケニア】持続可能な開発目標の実現に向けた、大学の転換
地域 | 中東・アフリカ |
国 | ケニア |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 予算・財政 |
レポート | 海外センター |